第8回日本城郭検定3級を受験した話
2月以来のポストとなりましたが、ゆるーく更新していきます。
今回は日本城郭検定を受けてきた話。
日本城郭検定とは
城を愛する全ての人のための検定
第一回:平成24年11月
開催時期:年2回 春季(5、6月)、秋季(11、12月)
試験問題:60分100問(70点以上で合格)
とまあ、情報処理の試験と同じような開催時期ですね。
そして気になる受験料ですが、結構かかります・・・
3級4300円、2級5700円、準1級6500円、1級9000円
高くてもいいのです。自分の趣味への投資ですから笑
受験日を迎えるまで
書籍での学習
公式ガイドブックの2つで勉強しました。
日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ)
- 作者: 福代徹,日本城郭協会
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: 単行本
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日本百名城のスタンプ帳が付いているものです。
城の知識について20ページほど。
以降は百名城1つ1つが1ページにまとめられています。
「どの都道府県にある城で、どういう城なのかを知る」
というもので、勉強のための本とは言えないかなと。
初期段階での知識を得る、お城への興味を引くといった点では良い本です。
公式サイトに掲載されていたので、なんとなく購入。
前者と比べて、読み応えがあります。
城郭ゼミナール編として「鉢形城、山中城、竹田城、徳川期大坂城などの解説、城を構成する要素」などが100ページに渡り、書かれています。
その後、3級と2級の模擬問題/解説となります。
解説編では、公式ガイドブックのどこに記載されているかの手引きもあります。
受験後に見直したところ、結構同じ問題が出ていました。
過去問で演習
私が受験する予定だったのが第8回試験でしたので、「ネットで探せば過去問があるのでは。」と探していたところ、見つけました。大変お世話になりました。
(リンクを貼ってよいのかわからないため、省略します。)
そこでは、3級の過去問は第1、2、5、6、7回の5回分があり、全て解き終わることには出題形式にも慣れ、頻出の問題等も把握できました。
ただ過去問の答えを覚えるだけでは受験する意味がありませんので、分からなかった単語、お城、歴史上の人物、事件等をネットで検索していました。
ここで新たな知識が得られ、「そういう経緯があったのか!なんて面白いんだ!」となり、興奮していました笑
※かなりの問題が過去問と同じ問題でした。(9割ほどが過去問の使いまわし)
自分で勉強していきたい方は見ない方が良いと思います。
受験日当日
受験会場は目白にある学習院大学でした。
受験会場である建物に入ると、、、
シロっぷくんがお迎えしてくれました笑
緊張していたところ和みました。
シロっぷくんい別れを告げ、エスカレータを登り、受験番号ごとの部屋に分かれます。
部屋に入り、自分の席に座り、周りを見渡しました。
「欠席者が少ない!!!!!!」
情報処理試験での高い欠席率に慣れていたため、当たり前な景色に驚いてしまいました。受験者は男女半々くらいで、小学生からご老人の方までと、幅広い年齢層の方がいました。
解答用紙が配られ、久々な緊張感でいたところ、また彼が来ました。
そう、シロっぷくんです。
手を振るシロっぷくんが緊張感のある部屋に入ってきたことで、緊張の糸が若干切れそうに笑
試験開始
今回は初めに問題を解いてからマークするという戦法で臨みました。
正解だと断定できなかった10問程を残して時計を見ると、10分で解き終わっていました。
受験した感想
過去問をやっておけば合格は間違いないが、それでいいのかと思ってしまいました。
(ちなみに過去問は全て80点ほどでした)
ですが、試験に向けて過去問を利用し、知らないことを調べることによって、今まで以上に知識を深めることができました。
実力試しの場であると同時に、さらに広く深い知識を得るためのモチベーションになるのではないでしょうか。
また、「全国の地名を知っている」ということが案外強みになるものだなあと思いました。”やくも”という電車があることを知っていたので、解けた問題もあります。(つながりはあるのかな)
自己採点
試験翌日、公式解答はまだ出ていませんでしたが、自己採点したところ、95点ほどでした。合格できるものだとは思っていて、何点取れるかというところにチャレンジしたつもりです。
次回の日本城郭検定に向けて
次回は2級を受験します。2級ではより多くのことを知っておかなければならないと思いますので、城に関わる書籍を読み漁りたいと思います。
また、試験を受けるにあたっては、自分の足で登城し、自分の目で実物を見ることが理解を深める、知識をつける最良の方法だと思います。夏に四国を回る予定ですので、見どころ等を頭にたたきいれておき、細部まで見てきたいと思います。
おまけ
分からなかった問題
さだまさし作詞・作曲の名曲「案山子」に謳われている"城下"の原風景はどこか。
①平戸
②津和野
③岡山
④会津若松
"案山子"の読み方すら知らなかったよ笑